1950-05-02 第7回国会 参議院 本会議 第50号
○太田敏兄君 懲罰制度及びその慣行等に関する調査につきまして、その概要を御報告申上げます。懲罰権の問題につきましては、先に懲罰権適用範囲に関する調査を行い、一応その報告をいたしましたのでありまするが、更にその後、懲罰権の運用に関しまして種種の疑義を生ずるに至りましたので、昨年十一月十六日、議長の承認を得まして、懲罰制度及びその慣行等に関する調査を開始いたしたのであります。本調査に関しましては、委員会
○太田敏兄君 懲罰制度及びその慣行等に関する調査につきまして、その概要を御報告申上げます。懲罰権の問題につきましては、先に懲罰権適用範囲に関する調査を行い、一応その報告をいたしましたのでありまするが、更にその後、懲罰権の運用に関しまして種種の疑義を生ずるに至りましたので、昨年十一月十六日、議長の承認を得まして、懲罰制度及びその慣行等に関する調査を開始いたしたのであります。本調査に関しましては、委員会
○委員長(太田敏兄君) 只今の御説に対して御質疑がございましたらお願いいたします。尚別冊の添付資料は報告書本文の一貫性を保つために一応除外されましたものについてこれを一括して集録したものであります。速記を止めて下さい。 午後零時二分速記中止 —————・————— 午後零時十七分速記開始
○委員長(太田敏兄君) これより懲罰委員会を開会いたします。 かねて本委員会において調査中でございました「懲罰制度及びその慣行等に関する調査」につきましては、今期国会も余すところ二日となりましたので、本日調査報告書提出のため委員各位にお集り願つた次第であります。本調査は第四回及び第五回国会における「懲罰権の適用範囲に関する調査」を継続いたしまして、直接的には第五回国会の会期末における懲罰事犯の継続審査問題
○太田敏兄君 私は地方税法案等に反対の意見を申述べます。 私はこの地方税法案が提出されましたときに、本多国務大臣に対しまして、本法案は七百何十ケ條かの厖大なる法案であり、而も頗る問題の多い法案であるから、これを本年度から直ちに実施しようということは、そういう考えは大きな間違いである、政府はよろしく次の年度、即ち明年度から実施することにして、その間の問題点を十分研究し、愼重審議して誤まりなきを期したいと
○太田敏兄君 それは御説明でここに課税上彈力性はあるように伺えますけれども、併し附加価値税も市町村民税も固定資産税も学校教育法によるものと同じように免税するようにはつきり條文の中に謳われたらどうかと思うのですが、実際におきまして、文部省で認定を受けた通信教育機関は僅かに七つの財団法人があるだけでありまして、その税額の上には大した收入でもないと思うのであります。その財団法人の方におきましても非常にこれに
○太田敏兄君 実は今陳情が参つておりますが、文部省の社会教育法による認定通信教育協会から陳情されておりますが、これは勿論学校教育法による私立学校等は当然免税されておりますが、この社会教育法による認定通信教育機関に対しては全然免税されておらないのであります。これは社会教育法によりましても通信教育審議会の諮問を経て文部大臣が認定するのでありまして、認定を受けた通信教育に対しましては郵便料金等も特殊な扱いを
○委員長(太田敏兄君) お諮りいたします。岩男議員から委員外議員として発言を求められております。許可することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○太田敏兄君 只今議題となりました議員小川友三君の懲罰事犯の件に関する委員会の審議の経過並びに結果について御報告申上げます。 本件は去る四月四日の本会議における議長宣告の通り、国会法第百二十一條第一項の規定に基き、議長職権を以て本委員会に付託されたものでありまして、議長は、小川友三君が昭和二十五年度一般会計予算外三件の審議に際し、会議の基本的原則を無視して委員会における表決及び本会議における討論し
○太田敏兄君 途中で……。途中でやめましたから。
○太田敏兄君 それでは後でもいいです。
○太田敏兄君 この一部修正案の中に第百三十七條中の修正が省かれておりますが、私は第百三十七條の修正を主張したいと思います。これはかねてから本委員会の総意は参議院の選挙法案要綱第百五十五條の規定の方がよいということになつておつたのであります。ところがこれは衆議院との交渉の結果省かれたようでありますが、併しこの衆議院提案の公職選挙法に規定してある第百三十七條のごときは、如何なる事情があるにしても二十才以上
○委員長(太田敏兄君) お諮りいたしますが、時間も十二時を余程過ぎましたので、御質問が少しであるとしますならば継続しますか、沢山あるならば一時休憩して……
○委員長(太田敏兄君) これより懲罰委員会を開会いたします。 只今本人の小川議員が出席になりましたから、小川議員の弁明を求めたいと思いますが、小川君は去る四月二日の予算委員会で反対討論を行われており、更に翌日三日の本会議の討論におきましても、反対の態度を表明せられたのでありますが、然るに採決に当つては意外にも賛成の白票を投ぜられておるのであります。この間の事情は常識から考えまして甚だ理解に苦しむものでありますが
○委員長(太田敏兄君) 速記を始めて…… 只今島清君から委員外議員として発言の要求がございますが、これを許可して御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(太田敏兄君) これより懲罰委員会を開会いたします。本日の委員会に付託すべき案件は、議員小川友三君の懲罰事犯に関する件であります。本日の本会議におきまして、議長は、議員小川友三君が昭和二十五年度一般会計予算三件の審議に際し、会議の基本的原則を無視して、委員会における表決及び本会議における討論と相反する表決を本会議において行うと共に、この間極めてまじめさを欠く発言をなしたことは、議員の体面を汚
○委員長(太田敏兄君) 有難うございました。質問がありますればお願いいたします。——ちよつと速記を止めて下さい。 〔速記中止〕
○委員長(太田敏兄君) これより懲罰委員会を開会いたします。 本日は、かねて調査中の懲罰制度及びその慣行等に関する調査につきまして、過般アメリカの議会政治を視察して帰られました高田議員、近藤事務総長、金森国会図書館長等に出席をお願いいたしまして、アメリカの議会における懲罰制度及びその運営等につきまして、見聞になりました点を御報告して頂きたいと思うのでありますが、御異議ございませんか。 〔「異議
○太田敏兄君 この改正法案の提案は予定より非常に遅れたようでありますが、只今配付を得て大臣の説明を聴いたのでありますが、この法案は曾て見ない非常に厖大なものでありまして、その内容には慎重に検討すべき多くの問題が含まれておると思うのであります。従つて本案の審議は相当の時日を要するのでありますが、すでに年度末までは僅かに一週間しかないのでありますが、この新税法を直ちに二十五年度から実施するということになりますると
○太田敏兄君 第百四十二條に二つの疑問があるのですが、その一つの疑問は、「選挙運動のために使用する文書図画は、」通常三万枚、これは候補者が選挙運動をするときに使用し得る枚数の制限でありますが、第三者が推薦状を出す場合はこの外になるのかどうですか、その点と、もう一点は、これも衆議院の方で作られたのだから、衆議院の方の選挙がやはりそれに従うべきなんで、やはり参議院の選挙区は只今申しましたように、衆議院より
○太田敏兄君 戰争の犠牲、その数ありし犠牲の中におきましても、最も悲惨を極めましたのは遺家族の現状であります。この故に、昨年五月十四日には衆議院において遺族援護に関する決議を、更に又同月十六日には参議院におきまして未亡人並びに戰歿遺族の福祉に関する決議を、それぞれ満場一致を以て可決し、政府にその善処方を要望いたしたのであります。その際、林国務大臣はこの壇上におきましてかように述べられておるのであります
○太田敏兄君 この問題は先に岡田委員から申述べられたように、過般我々が現地に出張します際に、つぶさにその事情を承つたのでありまするが、更に只今の関係者の陳述によりまして明らかでありまするように、これにつきましては山形市当局の申出には相当の理由があると思います。これは従前のように警察制度が一本であつたような場合は問題はないのでありまするが国家警察と自治警察の二本立になりました今日では、かような問題が起
○太田敏兄君 入れることに……
○太田敏兄君 その問題は今日保留しておいて後の問題にしたらどうですか。
○太田敏兄君 このうちで特にこの羽仁君も問題にしました第二項の教育上特殊の地位を利用する選挙運動の禁止の條項でありますが、これはやはり参議院の案が正しいと思うのですが、これに対する論議を盡きておりまするから多く申す必要はありませんが、大体併しこの條項が生れましたのは未成年の学徒を動員することが惡いということからそれが動機となつておるのでありまするから、従つてこういう條文が置かれますのはやはりそこに立法精神
○太田敏兄君 次の羽仁君がおつしやつた話ですが、教育者の問題ですが、これはこの間衆議院との合同委員会のときにも大体衆議院側の考えも、未成年の学生若しくは生徒を選挙に動員するということは弊害があるということに重点があつたようなのです。従つて若しもそういう年齢に拘わらずただ教育者ということに重点を置くと、そういう最初の立法の趣旨にも全然遠ざかつて来るような感があるのですが、やはりこれは未成年者ということに
○太田敏兄君 それじや委員長の方で、大畠君のおつしやつた意見をですね、御尤もだと思うから、大畠君の意見を含ました上で折衝せられるというふうにして頂いたら……
○太田敏兄君 今の知事或いは官吏にしてもですね、その権勢が直接及ぶ範囲、濫用の危險がある範囲を制限するという意味で、衆議院も大体その趣旨に賛成しておるから、その方向で極力委員長の手許で折衝せられるというふうにしたら……
○太田敏兄君 只今新聞協会の方から一応の御意見を承つたのでありますが、これに対しまして荻田次長から只今当局としての弁明がございましたが、併し新聞事業に対する課税の問題は、先程説明者からも縷々御説明になりましたように、社会の世論機関である新聞紙の言論の自由公正という問題とも重要な関係があると思いますので、特に私は本日御出席になつております本多国務大臣のこれに関する御意見を承りたいと思うのでありますが、
○太田敏兄君 私はこの問題を審議する参考としまして、最近の密貿易の状況についてその内容、と申しますと、密輸入の相手国又は相手方、及び輸出入物資の種類、及び年間における件数、数量等、お分りになりますれば、その大体を大まかに御説明願いたいと思います。
○太田敏兄君 私も先程委員長の述べられました折衝のことについては賛成いたします。それから只今の柏木さんのおつしやいましたように、又この七項目の中でまあどちらになつても選挙そのものに大きな関係のないものは、場合によつては委員長の折衝の場合に何してもいいのですが、そこでここでは七項目の中でどうしても容れられない、どうしても参議院側の主張と合わんというのが二三あると思うのです。例えば第四項の公務員候補者の
○委員長(太田敏兄君) それから御報告いたして置きますが、前国会で委員長から総長の方に専門員、この調査をするために専門員若しくは調査員を懲罰委員会にも置いて呉れるように要求したのでありまするが、予算その他の関係から直ちに専門員及び調査員を置くことがむずかしいということでですな、便宜、国会図書館及び法制局等の強力を得まして、専門員若しくは調査員を置いたと同じような、同じ効果を挙げるような方法でやつて呉
○委員長(太田敏兄君) 異議なしと認めます。それではこの調査承認要求 書を提出することに決定いたします。 —————————————
○委員長(太田敏兄君) これから懲罰委員会を開会いたします。お諮りしたいことは「懲罰制度及びその慣行等に関する調査」承認要求に関してでありますが、これは前の会期で承認を受けまして調査を始めたのでありますが、会期も切迫の折柄でありましたので、まだ完了に至りませんので、本会期においても引続いてこの調査を進めたいと思つております。それで調査承認要求書をお願いしたいと思うのであります。要求書の案分を朗読いたします